サプリメント
食養生とサプリメント
食養生とは、養生文化を食にあてはめた考え。 つまり、健康と食は切り離せないという考えです。 現代は過度なストレスや生活環境の変化により食事を正しく選択できず、食に偏りが生じています。 TIENS JAPANは食養生を基本として毎日の食事を見直し、将来の健康を追求していきます。
現代日本人の死因と未病
2021年厚生労働省の統計では、日本人の死因は第1位が悪性新生物、第2位は心疾患、第3位老衰、第4位脳血管疾患となっています。このうち、悪性新生物は細胞の酸化と加齢による変化、心疾患と脳血管疾患は血管の異常に起因しています。これらの疾患は偏りのある食生活や活性酸素などが原因であり、日々の生活環境を健全にすることが求められています。また、生活習慣病は突然発症するのではなく、毎日の生活習慣の異常から起こります。その始まりが未病(病気ではないが、健康でもないという状態)として表れます。
食養生の考え方
養生文化の考えの一つにこの未病を早期に改善することが大切という教えがあります。病気になってしまうと、医薬品の服用や手術など健康な状態に戻るまで長期的な治療が必要となることもあります。しかし未病であれば、自己回復力により、短い期間で健康に戻ることも可能です。食養生では、未病を健康に導くための食事を積極的に摂ることが必要であると考えています。
サプリメントが必要な3つの理由
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必要な栄養素を摂取するため
人間には栄養素が必要です。炭水化物はエネルギー源になり、タンパク質は身体をつくり、酵素にもなります。脂質は脳や身体の油の成分になります。ビタミンとミネラルは酵素を助けて身体の調子を整え、食物繊維は腸の働きを助け、血流をきれいにします。またファイトケミカル、ポリフェノールや有機酸などは血流や身体の細部の調整をします。しかし、現代人の食生活には偏りがあり、また最近の野菜や果実の栄養素は減少しています。野菜や果実では摂れにくくなった栄養素を補うためにもサプリメントは必要です。
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摂り過ぎた栄養素を調整するため
人間には本能的に飢餓から身体を守るため栄養素を身体にためる働きがあり、体内の脂肪や内臓脂肪として蓄積されます。しかし過度な脂肪の蓄積は、肥満や未病、高脂質などによる病気の原因になることもあります。サプリメントは摂り過ぎた栄養素を調整するために有用です。
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酸化から防御するため
人間は酸化を避けることができません。呼吸をするだけでも体内で活性酸素が発生します。体内で過度に発生すると、活性酸素は遺伝子や細胞を傷つけ、細胞障害を起こします。活性酸素を取り除くために、食事では摂りにくい水素、ファイトケミカル、ポリフェノールや有機酸などの有用成分を含むサプリメントがおすすめです。
※いずれも可食部100g当たりの数値
参考資料:日本食品標準成分表 比較